相倉集落での田植え
2016年5月25日 - 未分類
こんにちは、M1の桑原です。近頃夏並みに暑くなってきましたね。
先週末にM1大村・桑原が、渡辺先生からのおつかいで富山県の五箇山 相倉集落まで田植えに行ってきました。合掌造り集落に行ったことがなかった上に田植え経験もゼロだった私は、今回のおつかいが楽しみでなりませんでした。
世界遺産に登録されている五箇山の合掌造り集落には棚田オーナー制度というのがあって、オーナーさんと地域のみんなで毎年5月に田植え、9月に収穫を行っているそうです。今回は、田植えの「みんなで農作業の日 in五箇山」に参加させていただきました。
田植え当日の5/22は少し暑いくらいにいい天気で、集落の緑も合掌造りもよく映えていました。
スタッフさんの説明を聞いて… いざスタート!
黙々と植えるもこれがなかなか難しく、水の深さがまちまちだったり上手く挿せなかったりでイメージしていた田んぼとは違う、ちょっとよれよれの田んぼとなってしまいました。(黒田先生ごめんなさい)
地元の子どもたちにも手伝ってもらいながら、なんとか時間内に田植えを終えることができました。
事前の先生からのおはなしだとお年寄りの方が多いという印象でしたが、若い世代の方や子どももたくさん参加されてました。おひさまの下でこんなふうに楽しく交流ができる空間っていいですね。
最後に看板をたてて…
完成!どろんこになりながら楽しく作業ができました!見てくださいこの達成感に満ち溢れた表情。
作業後に集合写真を撮り、パンと牛乳と煮込み汁をいただきました。
これで今年の田植えも無事終了です。全国から農作業のために集まってくるその様子は、ふるさとに帰ってきて親戚とワイワイ懐かしんでいる地元の人のようでした。
田植えを終えた後は、相倉集落をぐるっとおさんぽ。
まずは今回泊まれるかもしれなかった勇助さん。旦那さんに「寄ってきな!」と声をかけてもらいコーヒーをご馳走になりました。
立派な茅葺き… 中も重厚感があってかっこよく、田舎のおばあちゃん家に来たような、落ち着いた素敵なおうちでした。今度こそ泊まりたいものです。
その後 相倉集落をぐるりとさんぽしていたのですが、集落のあまりの長閑さに、ここを離れるのが本当に惜しかったです。
道端に花が咲いていたり、
絵を描いている人があちこちにいたり。
相倉集落は人もいい意味で少なく、時間がゆっくりと流れていてずっと居たくなる、そんな場所でした。
同じ合掌集落でも白川郷は観光地としての面白さや美しさがありましたが、相倉は観光地化されていない生きた集落で、誰をも穏やかに受け入れる、第二の故郷のような雰囲気を持っていました。
今回はたったの半日しか滞在できませんでしたが、必ずまた来たい、そう強く思わせてくれた場所でした。
次はどんなところに行けるのでしょうか。楽しみです。