情報シンポ2017の案内

2017年5月2日 - 未分類

今年のキーノートは何と
・石井 裕 先生(MIT メディアラボ副所長)
・廣瀬通孝 先生(東京大学)
・(交渉中)
という超豪華な顔ぶれです!! ぜひ参加をご検討ください。

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建築学会 情報シンポ2017の論文/報告の募集について

日本建築学会「第40回情報・システム・利用・技術シンポジウム(通称:情報シンポ)」のご案内をさせて頂きます。2017年12月14日~12月15日の2日間、東京田町・建築会館での開催となります。僭越ながら、40年目を迎える情報シンポの企画運営の取り纏め役を仰せつかっております。下記の通り、論文/報告の投稿を是非ご検討頂きたく、また、お知り合いの皆様にお声がけ頂ければ幸いです。

■論文/報告の募集について
先日、「論文(査読有)」および「報告(査読無)」の応募要領を公開しました。
情報シンポでは、学術的な研究論文だけでなく、行政・企業の方が取り組まれた実務に貢献する論文も募集しています。建築・都市と、情報・ITが対象となります。新しいIT開発だけでなく、建築・都市分野での情報のあり方や扱い(スマートシティなど)、建築・都市分野でITを応用した試みも対象となります。

募集部門は「論文」と「報告」の2つで、6月1日(木)から受け付けを開始します。。募集カテゴリーは、建築や都市に関する計画・設計・施工・管理・防災・環境分野の情報技術応用(意匠、計画、構造、設備各分野、及びその融合)や、建築の情報技術教育と建築教育の情報化、BIM/CAD、VR/AR、AIなどとなります。詳しくは、公式HPをご覧ください。
https://www.aijisa2017.org/

「論文(査読有)」の原稿提出および申込期限は6月16日(金)17:00必着です。一方、「報告(査読無)」の申込期限は6月16日(金)17:00迄ですが、原稿提出については10月6日(金)までとなっています。

■基調講演について
情報シンポ2017では、40年目の節目に相応しい、国際的に著名な研究者・実務者を海外・国内より招聘したいと考えております。基調講演のお一人目として、MIT メディアラボ 副所長 石井裕 教授にご登壇頂くことが決まりました。講演タイトル、石井先生のご略歴は下記となります。

題目:独創・協創・競創の未来
副題:タンジブル・ビットからラディカル・アトムズへ
概要:
情報生態系を支える水路網の劇的な構造変化、そしてその水路網を再編集されながら循環する情報水流の加速。これらの変化の先の未来を予測するベストの方法は、自分たちの手で未来を発明するこ。私たちメディアラボは、世界中の先進的な企業とのコラボレーションを創造のエンジンとし、未来ビジョンを創出・発信するために、ユニークな「独創・協創・競創」の文化風土を作り上げてきました。その中から生まれたのが、タンジブル・ビット、そしてラディカル・アトムズです。人々が生涯を通じ物質的な世界と関わりあうことで育んできた豊かな感覚と能力を活かし、人間、デジタル情報、そして物理世界をシームレスにつなぐインターフェイスを実現することが、ゴールです。本講演では、タンジブル・ビットからラディカル・アトムズへの進化と、タンジブルメディアグループがデザインした多様なインターフェイス例をご紹介し、ユビキタス GUI を越える未来をご提案いたします。さらに MIT をとリまく「競創」の風土を生き抜く術について、お話させていただきます。

略歴:
1956年東京生まれ。1978年北海道大学工学部卒業、1980年同大学院情報工学専攻修士課程修了、日本電信電話公社(現NTT)入社。1988~94年 NTTヒューマンインタフェース研究所において、リモートコラボレーション技術の研究に従事、TeamWorkStation および ClearBoard を発明。1992年北大から博士号取得。1995年MITから准教授に招聘される。1995年10月MITメディアラボにおいてタンジブルメディアグループを創設、直接操作・感知可能なタンジブルユーザインタフェース Tangible Bits の研究を開始。2010年からは、ディジタル情報により動的に変形する物理マテリアル Radical Atoms の研究を創始。
現在MITメディアラボ副所長、タンジブルメディアグループ・ディレクター、工学博士。

2001年MITからテニュア(終身在職権)を授与される。2006年 ACM SIGCHIよりCHI Academyを受賞、2010年 船井業績賞受賞、2014年 inFORM が Fast Company Innovation by Design Award 他受賞、2015年作品 TRANSFORM が Platinum A’Design Award 他受賞。氏の仕事は、サイエンス:HCI(Human-Computer Interaction)& CSCW(Computer Supported Cooperative Work)、デザイン、メディア・アートの研究分野で広く知られ、ACM CHI、CSCW、UIST、SIGGRAPH、Multimedia、Interact、ECSCW など数多くの国際会議、及び Cooper Hewitt Design Museum, Milan Design Week, Cannes Lions Festival, Aspen Ideas Festival, IDSA, ICSID, AIGA, Ars Electronica Center, NTT InterCommunication Center (ICC), Centre Pompidou, Victoria and Albert Museum, Venice Biennale, Art Futura, 熊本市現代美術館などで、発表展示を行ってきた。著書に『タンジブル・ビット/情報の感触 情報の気配』『CSCWとグループウェア』『グループウェアのデザイン』ほか多数。

■詳細情報は下記となります。
第40回情報シンポHP https://www.aijisa2017.org/
第40回情報シンポフライヤー http://news-sv.aij.or.jp/jyoho/s1/jouhou-sympo/2017/170425Flyer01.pdf
建築学会 募集欄:http://www.aij.or.jp/event/list.html?categoryId=660
建築学会 催し物欄:http://www.aij.or.jp/event/list.html?categoryId=84
情報システム技術委員会 Facebook https://www.facebook.com/aijrcist/
情報シンポ Twitter https://twitter.com/aijisa2016