日本建築学会 第42回 情報・システム・利用・技術シンポジウム
2019年12月18日 - 未分類
M2の長谷川です。
先日、建築会館にて「日本建築学会 第42回 情報・システム・利用・技術シンポジウム」が行われました。
本シンポジウムは、建築・都市・環境の各分野を横断するITの新しい可能性を追求する場を提供することを目的として開催されています。
当日は国内外の研究者・実務家の方々による講演・発表が行われ、会場内では発表の場以外でも積極的に意見交換がされていました。
私も「歩行空間ネットワークを用いた駅周辺の回遊性に関する研究 – 埼玉県大宮駅周辺を事例として -」というタイトルで発表を行わせて頂きました。
初日の基調講演前の渡辺先生による委員長挨拶では、25年前に行われた情報シンポジウムのMITと中継を繋いだ講演の映像が流れ、情報シンポの新しいことにチャレンジしていく姿勢はこの頃から継承されているのだと感じました。
また、ちょうど私自身が生まれた年の映像であったため、私個人としても感慨深いものがありました。笑
初日の基調講演では、
「AIとデザイン(中国最新情報),ロボティクスと情報化施工」というテーマでKostas Terzidis先生から、
「高度な建設と建築技術— 自動化・ロボティクス・サービス」というテーマでThomas Bock先生からご講演を頂きました。
最先端でご活躍されているお二人のお話は、時折冗談を交えながらとても分かりやすくお話頂き、講演後のディスカッションや質疑応答を含めて非常に興味深かったです。
講演後には集合写真の撮影が行われました。
私自身は今回で3度目の参加となりましたが、情報シンポは毎年新しい試みを取り入れているので、ここ3年間だけでも年々パワーアップしている様子を直に感じることが出来ました。
来年は会場も例年とは異なり京都で実施されるとのことなので、今後もこうした新しい試みが続々と行われていくのが楽しみです!